さて、使い方に入ろう。まず、ここで必要なものは以下の通り。
* John The Ripper = パスワード解析ソフト
* passwd = パスワードファイル
* Dictionary = 辞書ファイル。ネット上には非常にたくさんの辞書が存在する。そのpasswdファイルに最適な辞書を準備しよう。
とりあえずは、自分のプラットフォームのものを用意しよう。
John The Ripper Official Site
http://www.false.com/security/john/
さて、一通り必要な解凍、そしてコンパイルを終えた後、さっそく使い始めてみよう。主な機能を下に挙げてみよう。詳しくは、添付のREADMEを見てほしい。それでは・・・
コマンドオプション(よく使用するもの)
-wordfile:<file>
辞書を使う場合のオプション。<file>の部分に使用したい辞書を入力する。
-rules
John特有のルールを適用する場合のオプション。上の辞書のオプションと兼用ができる。(これでほとんどが引っかかると思うが・・・)
-incremental:<mode>
一番使用したくないオプション。(笑)これをやるには根気、時間、そしてある程度のマシンの台数が必要。このモードに関する非常に参考になるドキュメントがあるので、ぜひ読まれるようお勧めする。(一番下を参照)
このモードは、考えられるすべての文字列を吐き出し、比較していく。たかが8文字でもパターンは並外れたものではない。 最悪の場合は、数千年を覚悟しよう。まあ、これからCPUが桁外れに進歩していけば、少しは望みがあるかもしれないが・・・(暗号化も同様に進歩するだろうな・・・苦笑)
さて、こういった感じのオプションをJohnは備えているわけだが、実際passwdファイルを手に入れることのできない人もいると思う。それで、今回は特別に、練習と題して私が作成したpasswdファイルをダウンロードしてくれればと思う。
ここで、こつがあるのだが、このパスワードというのは「国独特」である。(当たり前だが・・・)それで、ここで気をつけてほしいのは、その国に対応した辞書ファイルを準備することが必要である。探し方はいろいろあるだろうが、がんばってほしい。では、スタート!
それぞれのファイルへのリンク
(作成中・・・)
ソノ@
( 日本 )
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ソノA
( アメリカ )
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ソノB
(?)
|
特にこのパスワードを解いたからといって、賞金が出るわけでもないのであしからず。 (笑)